平成28年度第1回在宅療養支援ネットワーク連絡会事例検討会

H28.7.11(月)PM19:00より、聖ヶ塔病院3F多目的ホールに於いて平成28年度第1回目の在宅療養支援ネットワーク連絡会事例検討会を開催しました。当日は、雨模様の中、77名のご出席を頂き熱の籠った事例検討会となりました。
1事例目は、医療法人ソレイユ ひまわり在宅クリニックの後藤院長を中心に在宅での看取りについて医師・ケアマネージャー・訪問看護・御家族とそれぞれの立場から報告と検証発表がありました。後藤院長の会話的講義のもと、勇気を持ってご出席いただいたご家族様の発表がなされ、参加者全員が胸うたれる言葉をたくさん伺うことができ、事例検討会の醍醐味を感じることができました。
2事例目は、社会福祉法人聖櫻会イエズスの聖心病院の木村副院長より「ホスピスでの看取り」について、事例紹介や在宅療養の現状等について発表を頂きました。
木村医師からは事例の他「みこころ病院での訪問診療について」「熊本のホスピスの状況について」「みこころホスピスで大切にしていること」についてお話いただき、全国の緩和ケア病棟の病床数は、7184床あり、熊本県は全国の中で10位の235床だそうです。ちなみに、熊本市は139床で、熊本県の約半数が熊本市にあることになります。それを人口比(人口100万人)の病床数にすると、熊本県は131床でなんと全国第1位の保有数だそうです。地域包括ケアを推進するなかで、心強い結果でした。
今回、初めての事例検討会でしたが皆様方のご協力のもと有意義な会の開催ができました。
終了後、発起人の反省会を開催し、振り返りである反省は元より次回の開催に向けての構想も活発な意見の交換ができました。
年度末には、市民講座ならぬ「町民講座」の開催に希望を膨らましている一同です。御期待下さい。

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