「いそぎんちゃくサロン」で体力測定を行いました

H25年7月17日(木)にいそぎんちゃくサロンで体力測定と健康体操を行いました

自身に体力を知り、体力の維持につながることを目的に、熊本地域リハビリテーション広域支援センター「青磁野リハビリテーション病院」の理学療法士2名の方にお越し頂きました

まず、ささえりあ金峰の職員が血圧測定を行い、参加者の皆さんが日頃とお変わりないかを確認した後、、広域支援センターの理学療法士の方より健康体操をして頂きましたおしゃべりをしながら日頃あまり使わない筋肉や関節をほぐし、体も表情もほぐれリラックスにつながりました

身体がほぐれた後は体力測定を開始。ささえりあ金峰も測定のお手伝いをしました

握力や5m歩行時間や開眼片脚立位時間などの5項目を測定しました。「片足で立つのは難しかったね」などの声があり、皆さん自分のペースで真剣に取り組まれていました

身体を動かした後はリバーサイド熊本の職員より、参加者の皆さんと各国の国名の読み方や算数問題を解いたりと頭をフルに使いました  なかなか難しい国の読み方もあり、職員も苦戦しておりました 体も頭も動かした後は、ボランティアの方々の手作りのちらし寿司を皆さんと頂きました

皆さん毎月いそぎんちゃくサロンの工夫を凝らした行事や、ボランティアの方々が作られるお食事を楽しみにしていらっしゃいます。「また、次回もたのしみね!!」と言っていらっしゃいました

 

 

 

 

地域ケア会議を開催しました!!

去る6月27日(金)に、河内校区第1町内公民館に於いて「地域住民の認知症の方の交通安全見守り対応」について、地域各関係者や介護サービス事業所の皆さんが一同に会し、地域ケア会議を開催いたしました

今回の会議は、リバーサイド熊本居宅介護支援事業所のケアマネージャーより「担当のご利用者様が、地域の中で国道を赤信号でも横断されることがあるので、交通事故に遭われないか心配しているが、どうしたらよいだろう?」という課題に対し、一緒に考えて欲しいと相談を頂き、開催となりました

ご本人・ご家族と自治会長・区長・班長・民生委員・駐在所と地域関係者に加え、行政から熊本市認知症地域支援員・西区役所の高齢担当・地域保健師が出席され、サービス事業所から居宅のケアマネージャーやヘルパー・福祉用具事業所が出席していただき、皆で課題に対して真剣に検討を行いました

話し合いの中で、ご家族の懸命な介護の姿や地域の方々の暖かく見守られる姿勢がご意見の中に感じられ、認知症という病気になられた地域住民が、一日でも永く住み慣れた地域で暮らしていくために地域でできる事に対し、出席者一同意見を重ね、今できることをいくつか決めて支援することが決まりました

地域包括ケアシステムの構築が望まれる昨今ですが、私達の担当する圏域では、地域の中には互いを思いやる情が生きており、その気持ちを一つに繋ぐことが、地域包括ケアシステムの初めの一歩なのかなぁと感じました 難しい言葉に囚われず、地域の中にあるありのままを一つにまとめることが大切なのではと思います

 

 

 

尾跡イキイキ会に行ってきました!!

6月25日(水)、尾跡イキイキ会サロンに熊本市高齢者支援センターささえりあ金峰の職員3名で参加させて頂きました

この日の参加者は、最高齢94歳の方を含む9名。運営されている地域のボランティアの方々と共に、サロンのご支援を行いました

 

 最初に血圧を測定しました

 参加者の中には高血圧等をご心配されていらっしゃる方もおられ、普段の生活の中で血圧が安定するように、アドバイスをさせて頂きました。自分の体の状態を知り、健康への関心を深める良い機会になればと思います

 

 次は、ささえりあ金峰センター長の吉岡誠也より「認知症と予防について」のお話をさせて頂きました

熊本県は8か所の認知症疾患医療センターという専門病院があり「熊本モデル」として動いているという話があると、参加者より「へぇ~」という驚きの声が上がりました ボランティアの方達も一緒に真剣に聞かれていました

お話の後は、『ストループテスト』を行いました。皆さんでみどりあかきいろみどりあおと並べてあるカラフルな文字を読んだり色を読んだりしました。この『ストループテスト』とは、さまざまな色で書かれた色の名前の文字に色を応えていくトレーニング方法の事で、一見するととても簡単そうに思えるのですが、実際にやってみると結構難しいですね認知症予防のトレーニングにもなるそうですよ

 

次は、リバーサイド熊本の理学療法士の声掛けと共に、皆さんと健康体操を行いました

日頃はあまり伸ばさない部分を伸ばす動作もあり、しっかり体をほぐせたのではないでしょうか

体操の途中、ボランティアの方より「足がつった時どうすればよいのか?」という質問があり、理学療法士よりマッサージのやり方を伝授されていましたみなさん、真剣に実践されていましたよ。

 

次は、二人組になってマッサージをしたり、ささえりあ金峰職員とじゃんけんゲームをしたりと参加者の方やボランティアの方々との交流を深めることができました

 

 

最後にささえりあ金峰看護師より「熱中症について」ご説明。

今からの季節は熱中症になる危険性が高くなります日頃より予防・対策を心掛けて生活して頂ければと思います。

たくさん動いて頭を使った後は、ボランティアの方の一汁三菜の手料理や、地元の晩柑で作ったゼリーなどの御馳走を囲み、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました

 

尾跡イキイキ会は2か月に1回開催されており、参加者の皆さんは開催を楽しみにされておられました。サロンを通して、健康な状態で生活を続けていっていただけるよう、私達ささえりあ金峰もお伝いさせていただければと思います。